チャンヒビン張禧嬪の史実から見る悪女の真実!罠に掛った悲劇の王妃

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「朝鮮3大悪女」の一人として知られ、その
美しい容姿で19代王スクチョン
の寵愛をほしいままにし女官から王妃に成り
上がったチャンヒビン。

スクチョンの息子(後の20代王・景宗)を産み
順風満帆な人生だった彼女ですが、その後他の
女性に心変わりしたスクチョンにより転落の人生を
歩み悲劇の王妃として歴史に刻まれています。

チャンヒビンの史実から見る悪女の真実、罠に掛った
悲劇の王妃の詳細についてお伝えします。

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チャンヒビン張禧嬪プロフィール

氏名:チャンヒビン(張禧嬪)
生年月日:1659年11月3日
死没年月日:1701年11月9日 (享年42歳)
配偶者:粛宗(19代国王)
子女:景宗(20代国王)
朝鮮王妃在位期間:1690年~1694年

チャンヒビン張禧嬪の悪女と呼ばれる史実

チャンヒビンは通訳をしていた役人の親戚として
女官に採用され幼少期からその美貌は評判の美女と
して語られています。

ただ彼女の母親が賤民だった為当時の身分としては
かなり低い身分であり賤民である事から、家計は
苦しくヒビンは女官になったといいます。

そんな経緯で宮廷入りしたチャンヒビンは女好きの
スクチョンの知るところとなりすぐ見初められます。

スクチョンの母ミョンソン王后は当時の美しい彼女に
魔性を感じ警戒し王宮からチャンヒビンを追放しています。

女の勘というのでしょうか、これがその後の
悪女チャンヒビンの始まりといえる出来事でした。

後のミョンソン王后の急死により、チャンヒビンは
再度王宮に戻り27歳のスクチョンの初めての息子を
産み、当時の正妻イニョン王后を押しのけ王妃の
座につきます。

温厚な性格で周囲から慕われていたイニョン王后
追放に周囲や庶民も同情し、やがてその座を奪った
チャンヒビンに批判が集まります。

当然色恋に目が眩んでヒビンを見初めたスクチョンですが
やはり時の流れと共に王后を哀れに思い始めました。

(王后は病弱で後に34歳で亡くなります。)

そのうち側室スクピン・チェシに心変わりした
スクチョンはチャンヒビンと疎遠になるまさかの事態。

チャンヒビンが王后の座に座る為にイニョン王后の
死を願う呪術を繰り返していたということを耳にすると
スクチョンは激怒し彼女に死罪を命じました。

1701年僅か42歳でチャンヒビンは絶命し、

「善のイニョン王后」VS「悪のチャンヒビン」

の現代に続く構図が史実に強烈に描かれる
ことになりました。

史実では、チャンヒビンが息子を跡継ぎに
したいがために陰謀を働いたとされていますが、
それほど目立った事件を図ったわけでは無いとも
言われています。

当時の流行りでもあった呪詛という不吉な行いを
したというのも確固とした確証に乏しいといわれています。

しかしつつしみ深く思いやりのあったイニョン王后に
比して人望がなかったことは彼女のマイナスであり
結果悪女として生きざるを得なかったといえそうです。

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チャンヒビンの真実にトンイにハメられた3つの不可解

「トンイ」とは人気ドラマ「トンイ」の主人公で
歴史的にはスクチョンがチャン・ヒビンから心を
移したスクピン・チェシのことをいいます。

チャン・ヒビンとトンイ(スクピン・チェシ)は
激しい敵対関係にありライバルであったことが
知られています。

そして朝鮮王朝の正式な歴史書「朝鮮王朝実録」
によるとトンイがチャンヒビンより悪女という
意外な事実が見えてきています。

一説にはチャンヒビンがトンイにハメられた
といわれる3つの不可解な出来事を紹介しましょう。

一つはチャンヒビンが王妃から側室に降格になった
理由が
「チャンヒビンの兄がトンイを毒殺しようとしていた」

する告発があったためというもの。

実際兄は流罪となり、これにより王妃から降ろされた
チャンヒビンですが告発に信用性はなく確実な証拠も
なかったといわれトンイの策略の可能性も否定できません。

二つ目は病弱だったと言われるスクチョンの最初
の正妻イニョン王后が亡くなった後、トンイが
「チャンヒビンが王后を呪詛し殺そうとしていた」

と告発したこと。

王后の死後40日たってからの遅い告発と、屋敷の
周辺から埋められた呪いの品々が発見されていること
などは事実ですがこれはトンイの仕業ではないかとも
いわれているそうです。

跡継ぎがスクチョンの第一子であったチャンヒビンの
息子を世子と既に決まっており、第二子(正式には第三子)
によるトンイの子供は王になれない焦りが招いた
事態というのです。

三つ目はチャンヒビンの息子景宗がスクチョンの死後
20代王として即位したものの、僅か4年で世を去り、
異母弟であるトンイの子である後の21代王英祖が即位
しますが彼が驚く事にスクチョンの子ではなかった

というものです。

英祖はトンイの子ですが父親であるはずのスクチョン
全く似ていなかったことが伝わっております。

観相と言われる人物画からその人物の未来を占う
人物が存在した朝鮮王朝時代に王の未来をも左右する
観相師らがこぞって、英祖とスクチョンは親子としては
あまりに似ていない、似ている要素が無い
と言った事も
スクチョンの子供ではない可能性が現代に伝えられる要因です。

こうした噂は庶民の間でも話題となり、国中に
その噂は広まっていたとか。

21代英祖即位後の絶えなかった反乱が起きたのも
この出生の疑惑が原因とされ、トンイがスクチョン
の子でないにもかかわらず王の子と偽ったことも
十分想像できます。

スクチョンの寵愛を受けながら悪女として歴史に
残るチャンヒビンですが、彼女を罠にかけ一気に
転落させたのはもしかしたら聖女のイメージが強い
トンイかもしれず、本当の悪女は誰だったのか
現代でも混沌としているようです。

もちろん真相は闇の中ですが…

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チャンヒビンの悲劇は息子の暗殺説も

王妃となり人生を謳歌したのもつかの間、
チャンヒビンは死罪となり服毒しこの世を
さっています。

史実ではスクチョンがチャンヒビンを丁寧に弔い
王妃に準ずる形で喪に服しているとされています。

チャンヒビンはドラマのように誰にも会えず
亡くなったのではなくて、息子に会うことも
許されたといわれています。

チャンヒビンの息子景宗は19代王スクチョンの
死後20代王として即位していますが、1724年
8月に急死しているという奇怪な出来事が起こっています。

人徳があり愛された景宗でしたが、幼少期の頃から
病弱で子供ができそうにないともいわれ、彼の将来を
不安視する者たちによる暗殺説という声も出ています。

実際30歳を超えても景宗と王后の間に子供は
ありませんでした。

老論派という政治権力を握る勢力による毒殺という
説や、わざと食い合わせの悪い食べ物を食し病気に
させ悪化させたなど真相は定かではないようです。

蟹の醤油漬けと柿と言う食い合わせが最も悪い
と言われる食べ合わせを食べた8月20日の夜から
激しい下痢に襲われ介抱の甲斐もなく5日後の25日に
息耐えています。

そしてこの食べ合わせの悪い蟹と柿を勧めた本人
こそ止める医官を振り払い勧めたのが腹違いでトンイ
の子である21代英祖だったのです。

幾ら食べ合わせが悪いとはいえ、下痢が元となり
苦しんで5日後に亡くなった事から景宗が食べた
蟹に毒が入っていた。

そう思われても致し方ない程、あっけなく景宗は
無くなってしまいました。享年24歳の若さでです。

チャンヒビンという女性は身分の低い賤民の親から
産まれ、その身一つで側室へ、そして王后まで上り
詰めた女性です。

現代とは比較にならないくらい厳しい身分制度が
敷かれた朝鮮王朝において、その事実こそがチャン
ヒビン自身の存在を怪しく悪女へと妄想させる材料と
なった事も大いに関係あるのかもしれません。

現代でも悪女と評された彼女や息子の景宗の短い
生涯には謎が多く、親子共に見えない力に消された
不遇を感じます。

チャンヒビンの生涯を描いたおススメドラマ

これは何と言ってもドラマ「張禧嬪 チャンヒビン」
でヒビンを演じたヒロインが若き日のキムヘスです。

スクチョン役には現代の大御所チョンギャンリョル
が演じたドラマですが内容は、かなりドロドロな
大奥さながらの朝鮮王朝女の闘い、みたいな流れで
軽い要素ゼロ。

本当にこんな流れから成り上がったの?と現代に
して考えたら相当な成り上がり伝説として語られる
のも納得のヒビンの生涯です。

そして主役ではないものの(主役はトンイ)ドラマ
「トンイ」では19代王スクチョンを中心にヒビンが
溺愛される様を描きつつ、そこに飛び入り参加で
参入するトンイが愛らしく描かれています。

チャンヒビンの生涯としては「トンイ」もヒビンも
いずれもスクチョン中心のドラマなのでヒビンの生涯
は分かりますが、やはり王道として個人的にヒビンの
ドラマで一押しなのは、ドラマ「チャンオクチョン」
かなと思います。

もちろん「チャンヒビン」も良いですが。
「チャンオクチョン」の描かれ方がキムテヒ
チャンヒビン、スクチョンが今を時めく演技派
俳優ユアインなのでトキメキポイントがより
他界のは最新ドラマ「チャンオクチョン」かなと
思います。

ともかくヒビン演じるキムテヒが美しい。

そしてユアインのあの演技力が何?何?って
リアル過ぎてドキドキします。

是非どちらもチャンオクチョンの生涯を垣間見る
には充分なのでチャンヒビンの生涯をドラマで
見て身て欲しいです。

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おわりに

賤民から第19代国王粛宗の妻にまで登りつめ跡取りとなる息子をもうけ、悪女と評されたチャンヒビン。粛宗に取り入り王后を追い出し息子を跡継ぎにという彼女の野望がなしたものといわれていますが、史実からみるとそれほど大きな事件をおこしたわけではなく、チャンヒビンがトンイの罠にかかったとする3つの不可解な出来事があったのには驚きます。
今も語られる絶世の美女として生まれたチャンヒビンは、その存在であり得ない身分を超えた王后の座に就いた女性ですが、それゆえ短命にこの世を去る事になったのかもしれません。とはいえ現代に続き朝鮮王朝の3大悪女と語られるヒビンと対照的にドラマで聖女として語られるトンイがよもや確信犯でヒビンら一家を亡ぼしたとしたら…想像する程に恐ろしい朝鮮王朝時代の波乱の時代を思わずにはいられませんね。
真実は如何にだったのか今となっては知る由もありません。


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