山本直樹の医師経歴にED治療?医師免許不正取得疑惑と事件介入の訳

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山本直樹アイキャッチ

京都市のALS患者林優里さんが渇望した安楽死を
実行した2人の医師による薬物投与で亡くなった
嘱託殺人事件で、医師の1人として逮捕された
山本直樹容疑者。

最近では彼の医師経歴や医師免許不正取得について
話題が集まっています。

山本直樹容疑者の医師経歴にED(勃起不全)治療院
経営の噂や、医師免許不正取得の疑惑や嘱託殺人
事件に介入した訳についてお伝えします。

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目次

山本直樹のALS女性嘱託殺人事件

山本直樹容疑者のALS女性嘱託殺人とは、2019年
11月30日、京都市中京区のALS患者の林優里さん(51)
が自宅マンションで薬物を投与され死亡した事件です。

医師の山本直樹容疑者(43)と大久保愉一(42)
容疑者が嘱託殺人の罪で逮捕されています。

亡くなった林優里さんは全身の筋肉が動かなくなる
難病ALSを患い、以前からSNSで安楽死を望む内容を
書き込んだりブログで同じような苦しみを持つ人の
為に情報発信をしていました。

殺人を行った山本直樹ら医師ともSNSを通して
知り合っていたことがわかっています。

林優里さんの報酬とみられる130万円の振込先として
山本容疑者の口座が使われており、彼女は主治医に
山本容疑者の名をあげ担当医の変更を申し出ていました。

山本容疑者と大久保容疑者は事件当日別々の新幹線で
被害者となった林優里さんの住む京都へ向かい、林さんの
自宅近くのホテルで合流。

その後、偽名を使い事件現場となる林優里さんの住む
マンションを訪れ10分ほどで退出し、その日のうちに
京都を離れるなどかなり計画的な犯行とみられおり、
殺害に至った経緯などの解明が待たれるところです。

山本直樹と大久保愉一の関係

嘱託殺人

ALS嘱託殺人事件で逮捕された山本直樹容疑者と
大久保愉一容疑者の関係について調べると、2人は
学生時代からの知人だったといわれています。

山本容疑者は事件当初まで東京都品川区にあるED
(勃起不全)治療専門医院のクリニックの院長

あったことがわかっています。

共に逮捕された大久保愉一容疑者は、青森県の
弘前大学医学部を卒業し厚労省などを経て、
逮捕前は宮城県名取市で呼吸器内科のクリニックを
経営していたといいます。

2人の大学は別々ですが、大学時代に各地の
医学部生が集う勉強会に参加して知り合ったと
みられ、約20年の付き合いだったとみられています。

ALS患者専門の取り組みをしていたわけではない
2人が、どのような接点を持ちこの事件に関わって
いったのか今後の捜査で明らかになるものと思われます。

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山本直樹の医師経歴にED治療院経営

山本直樹容疑者は2016年に「ICIクリニック」
というED(勃起不全)専門治療院を都内の
品川区で開業しています。

完全予約制で医師が患者のところに出向く
という新しいスタイルのクリニックだそうで、
勤務するスタッフは全員男性で患者にあった
治療法でEDの悩みを解決するといいます。

山本容疑者はそれまでは海外を含めて複数の
病院に勤務していたようです。

山本容疑者は関西出身で有名進学校の灘中、灘高、
東京医科歯科大学
で学んだ後、千葉県救急医療
センターに医師として勤務していました。

救命救急時代にはアメリカにも研修に行き、
リポートをするなど、日本の医療の発展に貢献
したいという立派な意思を語っています。
(AERAdot.)

東京での開業も含め順調に見えた経歴の
最中の事件には驚くばかりです。

山本直樹の医師免許不正取得に疑惑も

安楽死が今だ認められていない日本での今回の
本人のたっての希望とはいえ現役医師がかかわった
事件として世間を騒然とさせました。

ただ山本直樹容疑者の医師免許には何だか
ブラックな噂もあるようなのです。

最近では山本直樹容疑者の医師免許不正取得の
疑惑
が大きく持ち上がっています。

山本容疑者は東京都内の医科大学に一時在籍
していますが中退後、約10年前に海外(アジア)の
大学の医学部を卒業したとして医師国家試験を受験し
医師免許を取得したと言われていました。

ところが今回の事件で逮捕され事件現場となった
京都府警が大学に確認したところ、山本容疑者の
卒業を確認できず仕舞い。

彼が海外の大学を卒業したことにして不正に
医師免許を取得した可能性があるとみられています。

厚労省によると、日本の大学の医学部を卒業して
いなくとも、海外の医学校を卒業し教育を受け、厚労省
による書類審査などを経て、医師国家試験受験資格の
認定を受けた上での受験は認められているといいます。

共に逮捕された大久保容疑者は厚労省の医師技官
として2008~2009年頃、医師国家試験に関わる
試験専門官を務めています。

海外の大学を卒業したケースの審査についても
関わっており、山本容疑者の不正な免許取得との
関係が注目されています。

山本直樹容疑者の医師免許不正取得が事実であれば、
医師としての医療行為ができないはずで、ALS嘱託
殺人事件のみならず彼のこれまでの医師としての
活動についても疑惑が生じ、大きな波紋を呼びそうです。

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山本直樹が事件介入した理由とは

とはいえ何故曲がりなりにも医師として自身の
クリニックを持てるだけの能力や財力があった
山本直樹容疑者がALS嘱託殺人事件に介入したのか。

彼が今回の事件に関わろうと思った理由は
何だったのでしょうか。

共犯の大久保容疑者は、ツイッターやブログで
安楽死を肯定する持論を展開し注目を集めています。

ただ知り合いだったとはいえ山本直樹容疑者の
周辺からは安楽死等について関心を寄せる形跡は
出てきていません。

以前、山本容疑者が勤務していた東南アジアの
クリニックの男性医師も当時、合理的で新しいものに
飛びつく性格だったが、安楽死に感心がある様子は
なかったなどと話しています。

ただ大久保容疑者との共著の電子書籍は、

『扱いに困った高齢者を「枯らす」技術』

というタイトルで、その紹介文には

“病室に普通にあるものを使えば、急変とか病気の自然経過に
見せかけて患者を死なせることができてしまう。”

と安楽死を示唆する内容も書かれており、医療に
おいては同志であったことが考えられます。

周囲の評判は彼を大人しくてどちらかというと
目立たないタイプと評価する声もあり、この事件に
なぜ関わったのかはまだ闇につつまれているといえます。

とは言え、医師免許の不正疑惑が浮上したにしても
その経歴を見れば一目瞭然な華やかな学歴を持ち実際
医師として活躍していた彼らが、何故林優里さんの
嘱託殺人に関わったのか?

倫理観からの安楽死や尊厳死を許容した思考から
であれば林優里さん自身が強く望んで依頼した事件です。

事の真相とリスクの大きい嘱託殺人への関与を
決意し実行したその心境が明かされるのを待ちたい
と思います。


大久保愉一の経歴に厚生労働省!嘱託殺人は金より全能の神への妄信

おわりに

ALS嘱託殺人事件でALS患者に薬物投与し逮捕された山本直樹容疑者の医師経歴に都内のED治療院経営が見え、日本の医療に貢献したいという希望を持つ有望な医師だったことがわかります。
ところが最近では山本容疑者の医師免許不正取得の疑惑が出ており、厚労省勤務経験のある大久保容疑者が試験で便宜を図ったのではとも言われ、2人の関係性が注目されます。
山本直樹容疑者のALS嘱託殺人の事件介入の理由ははっきりしていませんが、安楽死についての関心はなかったとはいえず、2人がどのようにしてALS患者の殺害を思い立ったのかという闇の解明と共に捜査の進展が期待されます。

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