中村鴈治郎と中村珠緒の関係!父はバスローブで有名な艶福家の息子?

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中村鴈治郎アイキャッチ

上方歌舞伎を代表する役者である4代目
中村鴈治郎さんが、現在NHKで放送中の朝ドラ
『おちょやん』のキャスト・大山鶴蔵役
(モデルは松竹創業者の白井松次郎)で出演し
話題を呼んでいます。

鴈治郎さんは2015年代々に渡って大阪の顔
とされる『中村鴈治郎』の4代目を襲名し、現在
61歳、若き歌舞伎界ホープの一員として名を知られ
色々なジャンルで活躍中です。

父親が4代目坂田藤十郎さんで、有名な歌舞伎
一族の出であることでも有名です。

中村鴈治郎さんと女優中村珠緒との関係、父が
バスローブで有名な艶福家のエピソードなどに
ついてお伝えします。

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目次

中村鴈治郎プロフィール

四代目 中村 鴈治郎(歌舞伎役者)(なかむらがんじろう)
本名:林智太郎
生年月日: 1959年2月6日 (年齢 61歳)20年12月
出生地: 京都府 京都市
配偶者: 吾妻徳穂 (1988年から)
屋号: 成駒家
学歴:慶應義塾大学法学部
子女: 中村壱太郎
両親: 四代目 坂田 藤十郎(歌舞伎役者)・扇千景(元宝塚歌劇団俳優)
兄弟:三代目中村扇雀(弟)
妻:二代目吾妻徳彌
子:中村壱太郎

中村鴈治郎は何代目で中村珠緒との関係は?

歌舞伎俳優中村鴈治郎さんは父坂田藤十郎(4代目)
さんと母の扇千景さんの長男として生まれており、
2015年に4代目中村鴈治郎を襲名しています。

鴈治郎さんは上方歌舞伎役者の家柄ですが、東京育ちで
学生時代は関西との関わりもなく、舞台にもほとんど
出ていなかったそうですが、大学を出てから歌舞伎の
道に入ります。

梨園では幼少期から厳しい稽古をするのが普通ですが
両親は学業を優先させたのだそうで、慶應義塾大学でも
ピアノを習ったり、バーテンダーもしていた経験があるとか。

おかげで関西弁も話せず、後に大変な修行で歌舞伎界に
入って行ったといいます。

一方女優で天然キャラタレントとしても有名な
中村珠緒さんは、父は2代目中村鴈治郎、兄が有名
歌舞伎役者の坂田藤十郎(4代目)とまさに日本を
代表する歌舞伎役者家系のお嬢様。

珠緒さんの兄坂田藤十郎さんの長男が現在の4代目
中村鴈治郎さんで中村珠緒さんの甥になることが
知られています。

ちなみに次男は三代目中村扇雀さんです。

鴈治郎さんにとっては父方の叔母が珠緒さん
ということになります。

今年になってからパーキンソン病で療養していた
父の坂田藤十郎さんが11月12日に88歳の老衰で亡くなり
14日親族による密葬が行われました。

その際、中村鴈治郎さん、中村扇雀さん、中村珠緒さん
などが勢ぞろいし参列し、改めてその華麗な歌舞伎役者
家系に周囲の注目が集まりました。

中村鴈治郎の父親はバスローブで有名な艶福家

バスローブ

中村鴈治郎さんの父親坂田藤十郎さんは、過去に
バスローブ姿をフライデーされた有名な艶福家
知られています。

坂田さんと言えば父は2代目中村鴈治郎、人間国宝にも
選ばれた上方歌舞伎の第一人者で、上方歌舞伎の再興に
尽くし圧倒的な芸格を誇る大御所だった人です。

彼は当時70歳(当時は三代目中村鴈治郎)だった
2002年、フライデーがスクープしたのは19歳舞妓との
不倫愛のホテルでの密会シーンです。

当時51歳年下の舞妓と相合傘で祇園を歩くツーショットも
お目見えし注目されました。

女型で絶大な人気だった藤十郎さんは、京都・南座の
舞台出演中宿泊したホテルで彼女と逢瀬を重ねて
いたといいます。

「この不倫が話題になったのは、彼女がホテルの部屋を出て帰るとき、それを見送る藤十郎さんが舞妓さんを呼び止めると、バスローブの前を“バッ!”と開いてお宝を“開チン”した写真が撮られてしまったこと。不倫は何度もスクープされていますが、芸能史でこんな写真が撮られたのは最初で最後じゃないですね」
(ワイドショー関係者・FRIDAYデジタル)

歌舞伎役者は昔から祇園に深い縁があり、花街の人と
遊ぶと言うのも当時はあたりまえのことだったそうで、
藤十郎さんもスキャンダルと思っていなかったのだとか。

妻で当時国土交通大臣扇千景さんが、囲み会見で堂々と
夫の不倫問題に応じ

「芸人なんだから、女性にモテない夫なんてつまらない。」

と語ったのも立派でしたが、中性的な魅力で
モテモテだった藤十郎さんならではの色気ある
役者人生のエピソードとして語り継がれています。

芸のトップはスキャンダルもトップでなければ、
という余裕が見えそのような両親の遺伝子を受け継ぐ
中村鴈治郎さんにも今後視線が集まりそうですね。

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中村鴈治郎の経歴

由緒正しい歌舞伎界での中村鴈治郎さんの
経歴をもう少し詳しく紹介しましょう。

●1967年(昭和42年)11月歌舞伎座にて『紅梅曾我』の一萬丸で中村智太郎を名乗り初舞台。
●幼稚舎から慶應義塾に通い、慶應義塾大学法学部卒業。
●1983年重要無形文化財(総合認定)に認定され、伝統歌舞伎保存会会員となる[4]。
●1995年48年ぶりに上方歌舞伎の名跡、五代目中村翫雀(かんじゃく)を襲名。
●2011年第32回松尾芸能賞・優秀賞を受賞。
●2015年1月大阪松竹座にて四代目中村鴈治郎を襲名。
●2019年5月紫綬褒章を受章。

4代目である鴈治郎さんは立ち役(男役)を中心
に女型も演じ分けることができ、幅広い年代の役が
できる役者です。

才能に優れ、松竹新喜劇の作品を歌舞伎として
上演するなど新たな取り組みが評価されており、
上方歌舞伎のリーダー格ともいわれています。

現在放送中のNHK朝ドラ「おちょやん」では『鶴亀』
の社長で、演劇界のドンと呼ばれる大山鶴蔵役
42年ぶり2度目の出演で話題となっています。

(1度目は1978年中村智太郎の名で「おていちゃん」
(1978)ヒロインの弟役で出演。)

ヒロインで女優を夢見る主人公、千代の転機に関わる
大事な役どころでその活躍が期待されています。

4代目中村鴈治郎の名に恥じない名演技でドラマの
盛り上げ役としての演技に期待したいですね。

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おわりに

大阪の顔として名誉ある4代目となった中村鴈治郎さんは、女優中村珠緒さんを伯母に持ち、人間国宝でバスローブ事件で艶福家として知られた坂田藤十郎さんを父とするなど役者家系のサラブレッドであったことがわかります。
幼い頃からの英才教育を受けたわけではなく、自由に学ぶ環境の下で学生時代を過ごしたこともあり新たな方面での取り組みや活動で幅広い芸を身に着け、歌舞伎以外でもテレビやミュージカルなどで活躍しています。
朝ドラでの芸の大物役として、歌舞伎界にまた新風をもたらすのではと大きな期待が寄せられています。


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