ベネズエラの経済危機の原因!ハイパーインフレの理由と解決方法は

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ベネズエラ

南米ベネズエラのハイパーインフレは留めを知らない
状況で、もはや、経済危機を通り越し国家崩壊を目前
と言われています。

ここまで経済危に陥った原因とは何だったのか?

下降の一途をたどるハイパーインフレや変わらぬ
政情不安から治安も今や最悪の状態で既に400万人が
国外逃避しています。

インフレの理由や解決方法はあるのでしょうか?
国主導の経済統制が問題化さえる今や国家崩壊の
カウントダウンのベネズエラの今を追って見ようと
思います。

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ベネズエラとは

南米のベネズエラは世界有数の石油産出国として
知られています。

そんなベネズエラは現在ハイパーインフレ
見舞われ経済破綻寸前だと言われています。

ベネズエラは南米北部に位置する緑豊かな自然に
囲まれた国です。

総人口は3102万人「2018年時点」で国民の大半は
カトリックなのだとか。

そんなベネズエラは共和国制で、議会はあるものの
大統領が強い権力を有しています。

同国は1958年以降民主制を敷いてきましたが、当時の
政府が行った貧困問題に対しての政策は不発に終わりました。

これに対して貧困層を中心とした国民は不満になっていきます。

彼らの支援を受け1992年2月に大統領になったのが
ウゴ・チャベス氏です。

彼は社会主義国家を目指す為、貧困層への支援の他
ベネズエラ石油公社を政府の管理下に置き経済活動を
国家が管理する仕組みを作ります。

しかしこのチャベス大統領が2013年3月に病で倒れて
帰らぬ人となってしまいます。

そこで2013年4月から大統領になったのが、現大統領の
ニコラス・マドゥーロ・モロス氏です。

チャベス大統領の政策を引き継ぐ形で就任したものの
効果的な政策が行えず治安や経済情勢の悪化が続きます。

にも関わらず2018年の5月に行われた大統領選挙では
現職のマドゥーロ大統領が再選
しました。

現在でもデモや略奪が続き政府は国内は破綻寸前です。

治安の状態も、今やリアル北斗の拳と言われる程
ベネズエラの今は、経済危機の状況を凌駕した国家崩壊
を目前と言われる程の尋常では無い状態に国が混乱しています。

ベネズエラの経済危機の原因

ベネズエラが世界有数の石油輸出国であるの
は広く知れ渡っています。

言葉の通り石油資源が豊富にある国なんですが
それに頼り過ぎると純粋な経済活動が損なわれて
しまいます。

何故なら石油価格が上がっている時はいいですが
下がった時は他に頼るものがなくなるからです。

つまり石油に変わる強力な商品が何もなく、石油
という資源が利用出来ないだけで経済は低迷します。

これに加えて、アメリカのトランプ大統領が
マドゥーロ大統領に対して大統領選挙を強行
したとして制裁に踏み切ります。

その内容は通貨や為替、規制に留まらず米国内にある
ベネズエラ資産の凍結など複数に渡ります。

勿論アメリカが行ったこの強行策はベネズエラ経済に
少なからず影響を及ぼしています。

こんな時は野党連合との協議も重要になってくるのですが
マドゥーロ大統領はノルウェーが仲介した協議への参加を
拒否してしまいます。

政府一丸となって問題に取り組まなければならないのに
どうも米国の制裁が気に食わず混迷を極めているようです。

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ベネズエラのハイパーインフレの理由

ベネズエラの今年のインフレ率は1000万%だと
IMF「国際通貨基金」が推測していますが果たして
どうなるのでしょうか!?

3年前から経済危機状態に陥ったベネズエラのインフレは
2016ねんに225%となり、その同年末には、800%の領域
に到達していたと言われる程の暴落ぶり。

あまりの通貨の暴落に、通貨ボリバルの切り下げまで
決定した程です。

もしこれを日本円に直すと例えば昨年1円だった商品が
あったとしたら、2016年に225万、年末には800万に
跳ね上がるわけです。

いいですか?1円がですよ。

これだけ見てもベネズエラのインフレが、どれだけ
凄まじいものかよく分かりますね。

物価が高騰すればするほど自国の通貨「ボリバル・ソプラノ」
の価値は紙切れ同然になってしまいます。

そうなれば生活必需品さえも買えなくなり国民生活が
困窮するわけです。

ハイパーインフレは結局のところ何が原因かというと
現政権は勿論チャベス政権の時代に行った政策にあります。

この政権は低所得者向けの支援に莫大な資金をかけ
更には市場価格の管理もしたので経済活動の主軸が
政府によって握られていました。

そして現マドゥーロ政権では原油価格の下落が
発生します。

産業構造上これが経済の低迷に更なる拍車をかける事
に繋がったわけです。

こうした政府のツケを中央銀行が次々に発行した
通貨で賄った結果、通貨の価値が急速に下がって
しまいます。

つまりは政府による通貨・為替の操作が今回の
ハイパーインフレを引き起こしたと見ることが
出来るということです。

ベネズエラの経済危機の解決方法は

低迷を極めるベネズエラ経済を立て直すには、様々な
経済規制を行うマドゥーロ政権を退陣させることが
先決です。

彼は未だに通貨や為替レートを国が操作する方針
を崩さず、国債を増やしている状況です。

またベネズエラでは主要、輸出品が石油だった為に
ほとんどのものは輸入品頼りという状態でした。

その影響は現在も続き実際石油が高騰しただけで、国内
経済は壊滅的な被害を受けることになります。

自由主義・資本主義的な考えの指導者に交代させ、特定の
人物だけが経済操作を行う仕組みを無くすべきです。

そして国際社会や国民と協力して経済を復活させる為の
方策を練る、これが一番解決への近道になりますね。

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おわりに

今や崩壊寸前のベネズエラを率いるマドゥーロ大統領ですが、過去はともかく今後の課題は様々な意見に耳を傾け政策を実行するようにならなければ、政権交代しか経済危機から脱する道はないと思います。常軌を規した国家崩壊の状態になっても尚打つ手をこまねくベネズエラ大統領に、その身を任せる者も無く、国民はどんどん国外へと流失しています。
南アメリカの裕福だった国ベネズエラの今後の行方はもはや立て直しの段階は過ぎていると言っても過言ではないでしょう。


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