一山本大生の読み方と異例の角界入りの理由!想定外のライバルも

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一山本大生アイキャッチ

コロナ渦の21年7月名古屋場所で見事十両昇進を決めた力士が一山本大生さんです。

珍しい一山本大生の読み方や異例の過去を持つ角界入りを決めた理由など、想定外のライバルまで幕内入りで今後の活躍が期待される一山本大生の今を追ってみようと思います。

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目次

一山本大生の読み方

一山本大生は一瞬その字を見ても四股名とは思えない力士名ですが、読み方は至って単純。

一山本(いちやまもと)大生(だいせい)と当て字でも無く、そのままの読みと書き方が四股名となっています。

昨年から無観客や人数制限を極端にかけていた日本相撲協会が21年7月の名古屋場所では、ほぼ通常通りの観客を動員する事が発表されました。

名古屋場所で期待される力士の1人として一山本大生の十両昇進による活躍にも期待が集まりますね。

一山本大生プロフィール

四股名:一山本大生(いちやまもと だいせい)
本名:山本大生(やまもと だいせい)
生年月日:1993年10月1日27歳(21年7月時点)
出身地:北海道岩内郡岩内町
身長:187㎝
体重:133.5㎏
血液型:B型
所属部屋:二所ノ関部屋
兄弟子:前頭松鳳山
得意技:突き・押し
最高位:東前頭17枚目
初土俵:2017年1月
初入幕:2021年7月場所
趣味:睡眠

一山本大生の名前の由来

四股名である一山本大生の読み方を紹介してからプロフィールで本名山本大生を見て、本名に一付けただけ?と思った人も少なくないかもしれません。

そんな一山本大生の四股名の由来は、元幕下の神光のアドバイスで「9画」は字数で縁起が良いと言われたことから本名の山本に一を付けた一山本大生を命名され名乗る事となります。

なお、この本名に一を付けた四股名一山本大生を番付が上がる度に四股名を変更する力士が珍しく無い中、一山本大生氏は気に入っている様子。

四股名は今後も変えないと意向を示しています。

確かに何だか聞こえが良い一山本大生は本名に、一のついたとても縁起の良い四股名に思えてきますよね。

聞きなれると当て字でもないしスーっと入ってくる四股名のような気がします。

単純なようで漢数字の一を頭に入れた辺りも画数云々は分かりませんが縁起良さそうです。

一山本大生の異例の角界入りの理由

そんな一山本大生の角界入りは、今では少なくなったとはいえゼロでもない中学から角界入りしたり中卒で角界入りする事が日常茶飯事の相撲界において、かなり遅めの23歳2ヵ月で新弟子検査を見事クリアして角界入りを果たしています。

23歳過ぎとは、かなり遅い角界入りですが、この年齢での角界入りこそ2016年の9月の変更により新弟子検査の年齢制限緩和制度の制度改革が適用された初の力士で17年1月に見事、角界入りを叶える事が可能となったのです。

そして、当時既に大学卒業後に公務員として地元の街役場に勤めていた、一山本大生を後押しした人物こそ、縁起が良いと四股名を命名してくれた元幕下の神光だったのだそうです。

当時元幕下の神光は中央大学相撲部OBの会長を務めていました。(当時)ちなみに一山本の出身大学は中央大学相撲部出身。

神光氏は、幼い頃から大学まで相撲をしていた一山本大生を知っており、角界入りを諦めた事を惜しんでおり、その才能を開花させるため、新弟子検査の年齢制限の改革で角界入りが許される事を理解した上での強い後押しだったようです。

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一山本大生の相撲道と生い立ち

そもそも一山本大生が相撲を始めたのは、まわし1本で競技ができる相撲を後押しした母親の影響で小学校2年生から地元北海道で土俵に立つ事となります。

3人兄妹の末っ子だったい一山本大生の兄も、その習いで相撲をしていたようで、高校では兄の背中を追って大野農業高校へ進学、高校総体で32位と言う成績を残しています。

小学校、中学と相撲漬けの生活をしながら高校でも相撲を続けようと思ったきっかけとなったのが現在の幕内力士、矢後の影響で、全国中学校相撲選手権の北海道予選で矢後に敗れて全国大会への出場機会を逃した事も大きかったようです。

悔しかったのでしょう。それまで他のスポーツにも興じた事はあったものの、どの競技にもハマる事が無かった事も大きかったかもしれませんが、この全国大会での予選が一山本大生にとっては本気で悔しいと感じ相撲を真剣に取り組もうと思ったきかっけだったのかもしれません。

ただこの大学時代でも、目立つ成績は残せず大学4年生次で個人16強が最高の成績でした。

そうした経緯があり、積極的に角界入りを望んでも通用しないのでは~と大相撲入りを検討しなかったようです。

一山本大生の角界入り母の大反対を押し切って

相撲界入りは諦めた一山本でしたが、その就職先は立派にも地元北海道の福島町役場に就職が決定

役場での部署は何と教育委員会に配属されたのだそうです。

大学卒業の22歳から23歳までの1年あまりの短い役所務めでしたが、相撲への情熱と役場務めの傍ら、町内での小学校で相撲の普及に取り組む活動は続けていたようです。

そんなこんなの元幕下の神光氏の先輩による角界入りの後押しに、一度は夢みた角界入りへの夢がカムバック。

時を同じくして新弟子検査の年齢制限緩和制度の制度改革がされた事もあり、角界入りを目指す事となります。

ただ親の世代なら誰もが褒めるだろう役場への仕事を蹴って、叶うか叶わないか分からない不安定であり紙一重の角界入りを母親は大反対。

役場を辞めて相撲界入りする事に一山本大生さんの母親は大反対したのだそうです。

それをいさめてくれたのがお兄さんだったとか、かなりの猛反対ぶりだった母親を4歳年上の兄が説得する形で晴れて相撲界入りを叶えた一山本大生。

今回の名古屋場所幕内力士になった事誰よりも喜んでいるのは他でもない一山本大生氏のお母さんなのでしょうね。

一山本大生の想定外のライバルとは

中央大学相撲部出身の一山本大生力士ですが、その大学時代に角界入りする事となった幕下神光氏と知り合い、切磋琢磨した一山本。

大学時代のライバルには、よくよく考えたら同級生の大関朝乃山が近畿大学相撲部に所属しておりライバルとして切磋琢磨して今でも場所前後には食事に行くほどの仲だそうです。

ちなみに十両豊山も同級生で東京農業大学の相撲部でライバルとして切磋琢磨した仲だと言うから、角界も広いようで狭い大学卒の力士が近年多いと言うのもうなずける人間関係ですよね。

一足遅れて角界入りした一山本大生ですが、遅咲きの力士として充分今後の活躍も期待できる力士だと言われているので、5月場所で途中休場して1年もの休場を余儀なくされた朝乃山は番付を大きく落として大関陥落は間違いありません。

一歩も二歩も前を歩く朝乃山でしたが、1年後の休場明けでは、どの位置で元ライバルを迎える事になるのか、角界入りした当時は、いつかわ将来的に対戦してみたい、と話していた一山本大生力士なので名古屋場所で初入幕した一山本力士の1年後の成長が楽しみでもあります。

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おわりに

明るい性格で遅らせながらも角界入りした一山本大生の四股名は、ほぼ本名に一を付けた名前を角界入りを後押ししてくてた元幕下力士神光によって見事角界入りを果たし初入閣した初めての力士だそうです。
大学時代のライバル朝乃山と豊山には遅れを取った物の、不祥事から1年間の休場を余儀なくされた朝乃山をどの番付で迎え入れるのか?幕内力士としてスタートを切った今場所からの一山本大生から目が離せそうにありませんね。
期待の力士の1人として応援したいと思います。

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