佐野太の息子は退学決定?溺愛し過ぎた父親の経歴と高過ぎる代償

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佐野太アイキャッチ

文武科学省の局長と言う超絶エリート街道を駆け上がってきた、佐野太の自身の立場を利用した息子の不正合格が話題となっています。

受託収賄容疑で逮捕された佐野太の華々しい経歴と、その愛息子佐野貴徳の大学生活はどうなるのか。

また本当に裏口入学だったのか。

この事件で佐野太が払う事になった代償と周囲に与えた影響などを調べてみました。

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目次

佐野太の息子は医大退学は決定?

佐野太は文部科学省官房長だった2017年5月東京医科大学から「私立大学研究ブランディング事業」の対象行に選定してほしいとの依頼を受け、その見返りとして今年2月、同大学を受験した息子を合格させてもらったという疑いで逮捕されました。

大学側はこの便宜によって5年間で1億5,000万円の助成がなされるという見通しで、既に3,500万円分の交付を受けているそうです。

いわゆる父親の職権による裏口入学をさせてもらったという形なのですが、受託収賄容疑で逮捕された父親佐野太は、これからその処罰なりがあるのでしょうが受験当事者の息子さんへの対処はどうなるのでしょうか。

TwitterなどのSNSでは息子に対しても当然ながらの辛らつなコメントがみられます。

「国民の働いた税金で、東京医科大学に裏口入学。こいつのおかげで1人の現役学生が不合格になった。必死で勉強して3浪でやっと合格する学生も居るのに」

まぁ出て来て当たり前な内容ではありますよね。

肝心の息子さん本人はどうなのかといえば、どうも未成年の一般人であるにも関わらず、プロフィール情報も画像もバシバシ出回っています。

ネット社会は恐ろしいです・・・

名前は佐野貴徳(たかのり)と言うそうです。

年齢19歳で大学生(一浪)という事らしいですね。

 
現在貴徳さんのTwitterは削除されているようで現在のつぶやきなどは追えませんが、削除される前から流出していた画像やTweet等は拡散されているようです。

 
どうやら高校では野球部のエースだったとの話があり、惜しくも都大会ベスト8は逃すも、強豪相手に3安打完封という成績も残しているようです。

 
また在学していた高校も高偏差値校として有名な「私立成蹊(せいけい)高等学校」とのこと。

この学校で成績優秀者でれば東京医科大学を目指すのも現実的なところでは、あったと考えられますが、野球で活躍していたという話を鑑みればものすごく文武両道でない限り厳しい事なのかもしれません。

そのため拡散されたプロフィールにも(1浪)とされている通り、浪人生だったということでしょうか。

また、アカウント削除される前に流出していた貴徳さんのTweetに

2017.05.03:「浪人して良かったー!!!」

2017.07.19:「ちょっともう将来は橋本環奈の専属の医者になることにしたから、明日から頑張ろうと思う。橋本環奈はおれが治す!!!!!!!!」

2017.11.09:「俺ら間違いなく日本で一番幸せな浪人生だわ、受験やめよっかな。」

2017.12.28:「センター16日前なのに俺セブ島で何してんだって言うね。ここで年明けます来年もよろしく」

など、ちょっと苦労して浪人し勉強に励んだ末に東京医科大学に入学出来たとは考えづらい内容です。

まるで「試験直後から絶対に入れると確信して受験勉強を放棄していた」ように見えます。

 

また「俺ら」と表現している事から、他にも同様の立場に居る人間が存在したのか?

なども勘ぐってしまいます。

 
そして肝心の東京医科大学を退学するのかどうかですが在学を希望した場合、とうぜん入試採点結果を公開して合格基準を超えていた等の説明が必要でしょう。

しかし今回の事件はかなり大きく報道されましたし、在学するとしても周りから向けられる目は相当厳しいものになるのではないでしょうか。

結果的に自主退学という形をとるのかもしれませんね。

鉄の心臓を持ってしても、この状態で在学し続け何ら大学側が対応せずとも卒業までするのはもはや不可能ではないでしょうか・・・

今後の大学側の対応にも注目すべきでしょう。

佐野太の経歴

 

息子さんの情報はともかく父親である、今回の受託収賄容疑の父親である容疑者佐野太の経歴を少し見てみましょう。

1983年:早稲田大学理工学部卒、同大学院理工学研究科修了
1985年:科学技術庁入庁
1991年:科学技術庁 原子力局政策課長補佐
1993年:米国スタンフォード大学 留学(経済政策研究センター)
1996年:外務省 在連合王国(英国)日本大使館一等書記官
2000年:科学技術庁 科学技術政策局企画室長、内閣府 科学技術政策担当大臣(笹川堯、尾身幸次)秘書官
2002年:文部科学省 大臣官房評価室長
2004年:早稲田大学 客員教授(非常勤)、文部科学省 高等教育局主任大学改革官(教員養成担当)
2005年:文部科学省 高等教育局私学部参事官(私立学校法人担当)
2006年:文部科学省 研究振興局 研究環境・産業連携課長
2007年:山梨大学 学長特別補佐/教授
2014年:官房審議官
2016年:文部科学省官房長官
2017年:科学技術・学術政策局長
 

少し長くなりましたが、何とも華々しい経歴ですね。

文句無しのエリート街道ど真ん中を歩いてきた佐野太氏です。 

息子可愛さのあまりとは言え、何故こんな事件を起こしてしまったのでしょうか…

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佐野太息子を溺愛し過ぎの過保護愛

 

佐野太は、2015年の山梨県知事選で自民党が候補者として擁立しようとする動きもあったそうです。

その時に当時の自民党・山梨県関係者からの話によれば

「佐野さんは、息子とアイドルの女性を引きあわせたがっていた」
といいます。

どうも佐野太は初対面の相手にも息子の自慢話をするほどの、溺愛っぷりだったらしく、息子が山梨県出身のアイドルに詳しいと話をしていて、もし当選したら山梨県出身アイドルの誰かをイベントなどに起用して息子に会わせてやりたい等と話していたそうです。

 

そして同関係者は、「裏口入学に奔走するくらいだから、知事になっていたら本気でやっていたかも」 とも語っていたようです。

 

前項で紹介した息子のTwitterにもアイドルの橋本環奈さんの名前も出ていますし、過去Tweetには

「死ぬまでに橋本環奈と本田翼と小松菜奈と浜辺美波と清井咲希に会えなかったら死ぬわ」

というものもあり、アイドルに熱を上げていたのは事実のようですね。

こういう話を見る限り結構な熱の入れようですし確かに愛息の為にアイドルに会わせる程度の便宜は図ったかもしれませんね。

結局、知事選には立候補しなかったので、仮定の話でしかありませんが。

佐野太の高すぎる代償

 
今回の不祥事を起こした佐野太は、自身だけではなく周囲にも多大な影響を及ぼしたと言えるでしょう。

 
今までの華々しい経歴を無駄にしたことはもちろんですし文武科学省局長まで務めた人物です。

既に局長は辞職されたのでしょうか?

現在58歳で退職まで2年の今、今回のような事件を起こしての退職か辞職勧告で退社と言う事は約5000万円近いと言われる退職金も全て無しになるはずです・・・

それに加え愛息子は今後、一生恥を背負って生きていくことになります。

 
そして東京医科大学側も信頼を失う事になったでしょう。

 
医学部は人気が高く、元々難しい事もあり現役で入る人より浪人生が多く、3浪以上してる人も少なくないそうです。

皆それぞれ苦労して入学しているわけですから、コネと税金を使って裏口入学したやつが居る、というのは許せないでしょうね。

記事序盤で紹介したTweetで言われている通りですよね。

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おわりに

医科大学受験とは関係ない人たちからは記憶は薄れていく事件なのかもしれませんが、これから医学部を受けようとする受験者やその保護者などからすれば、不快と不安を呼ぶだけの事件だったと思います。自身の華々しいキャリアも全て台無しにした佐野太にとっての人生最初で最後の躓きは大きな代償として自分にも愛する息子にも一生付きまとう事件となってしまいましたね。間違った溺愛の対価としては大きすぎる今回の事件だったとおもわざるえません。


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